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2009年度夏季実務研修会開催報告 [ 2009-09-20 12:12:18 ]

9/3(木)、9/4(金)に、一橋大学図書館をお借りして標記研修会を行いました。参加は、18大学、32名でした。

[スタッフの感想] 村田安代(津田塾大学図書館)
1日目は「大学図書館概論」「閲覧知識&業務」という内容で、幅広く、しかしすべての業務の基礎となる重要な事項についての講義であった。ベテランの図書館員であればすでにごく自然に考え、実践していることかもしれないが、それを体系的に整理されたものとして提示されたことによって、改めて原点を認識する有り難い機会となった。
講義後のディスカッションでは、はじめのうちこそ少々遠慮気味の参加者も多かったが、すぐに他大学との情報交換に熱心に発言する姿が目立つようになった。理論を学び、それをさまざまな図書館が実際にどのように運用し、厳密に、あるいは柔軟に対応しているかということを、直後にヒアリングできる貴重な場であったことは想像に難くない。また、配属されて間もない職員では、違和感を持ったり不思議に思ったりしてもなかなか先輩に質問できないような「素朴な疑問」なども、ざっくばらんに話すことができた様子だった。
今回のセミナーは、参加者資格が専任職員だけではなかったことも特徴ではなかっただろうか。各図書館のさまざまな事情によって派遣制度や業務委託を導入している現状を目の当たりにし、図書館の将来のあり方についても考えさせられた一日であった。
■開催内容及びアンケート結果は、下記添付資料を参照のことhttps://tnishi.gr.jp/file/2009jitumu_kenshuu.doc
https://tnishi.gr.jp/file/2009jitumukenshu.pdf

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