東京西地区大学図書館相互協力連絡会 2005年度研修セミナー | ||||||||
テーマ:「図書館の未来を共に語ろう」 | ||||||||
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2.講演内容・資料: | ||||||||
『図書館を捨てよ。町へ出よう。』 松下 鈞 氏(藤女子大学 図書館情報学課程教授) インターネットに象徴される情報技術の進展により、利用者の情報行動が変化している。 それにともない図書館に求められるものもまた、変化している。図書館の周囲をとりまく情 報環境にいま何が起こっているのか。ここでは敢えて旧来的な図書館から少し距離を置き、 近年の情報利用の中心となりつつあるインターネットの利用における情報行動とその中枢 機関となる情報系センターから、未来の図書館を考えてみる。 |
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『高等教育サービス機関としての大学図書館の明るい未来 −中小規模大学において図書館が実現可能なことを考える流れ−』 長谷川 豊祐 氏(鶴見大学図書館) 少子化、大学全入時代など、社会環境の変化にともない高等教育機関をとりまく環境は 厳しさを増している。大学図書館もそこから超然としてはいられない。ここでは「メディアと その周辺」「図書館の変化」「社会環境の変化」を3つの危機ととらえ、手持ちの限られた経 営資源のなかで今なにができるのかを鶴見大学図書館での日々の取りくみを紹介しなが ら考えていく。 |
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『図書館が日本を救う ― 公共図書館の可能性と課題 ―』 常世田 良 氏(社団法人日本図書館協会事務局次長) 「グローバル化」「競争原理」「格差社会」などの言葉がマスメディアをにぎわせ、多様 な情報が氾濫する昨今、情報活用における主体性がますます重要性を帯びている。ここ では今後の社会の在りかたを「自己判断自己責任型の社会」として提示し、このような社 会が成立するためには「正確な情報が公平に提供されるシステムが必要である」と説く。 そのような社会で図書館はどのような役割を担い、どのような寄与ができるのかを考える。 |
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