東京西地区大学図書館相互協力連絡会 2004年度研修セミナー
     
テーマ:「大学図書館サービスのリストラクチャー」
0.トップ 1.セミナー主旨・
 プログラム
2.講演内容・
 資料
3.申込状況・
 参加状況
4.アンケート結果 5.スタッフ・
 準備活動
     
アンケート結果:
 
(1)回収枚数
 西地区加盟館: 17人
    加盟館外: 31人(大学図書館 8人 ・ 大学図書館以外 23人)
       合計: 48人(回収率約52%)

(2)大学図書館サービスについて
大学図書館には、新しいサービスや利用者が必要と思う 41人(大学図書館:22人、 図書館外:19人)
大学図書館は、いまのサービスで十分である 0人(大学図書館:0人、 図書館外:0人)
大学図書館は、すでにサービスし過ぎている 1人(大学図書館:1人、 図書館外:0人)
その他 5人(大学図書館:3人、 図書館外:2人)
大学図書館は多くの様々な年代の人々との出会いを提出する場(交流の場)であることが必要になると思う。
上記3項目の全てについて、Yesである部分とNoである部分がある。サービスの範囲が無限でないことを利用者に知らせるできではないか?
大学図書館は十分サービスを行っているが、新しいサービスや利用者を考えていく視点は忘れてはならないと思う。
市民開放と合理化への対応する必要性と準備
ウイークエンドユーザーにどのようなサービスを提供するかはとても難しい問題だと思います。


【コメント】
  「大学図書館には、新しいサービスや利用者が必要と思う」という回答が圧倒的に多かったこと、また「大学図書館は、いまのサービスで十分である」という回答がゼロだったことからもわかるように、自他ともに現状で満足できていないことがうかがえました。  
アンケートにコメントとして「スクラップ&ビルドが必要だと思います」と書いてくれた方がいらっしゃいましたが、まさにその通りだと思います。利用者や学術情報の将来的な動向をとらえて、利用者をナビゲートできるようなサービスが望まれているようにうかがえました。



(3)講演についてのご意見・ご感想

  からだ情報館の試みと講演が大変興味深かった。  
からだ情報館の試みと講演が大変興味深かった。
第2テーマについて。講演時間を無視して長々と話をするより、ポイントのみを効率良く話して頂きたかったと思います。
地域開放の先例、機関リポジトリとも・・・大変参考になりました。特に機関リポジトリは、実地で見てこられた発表なので、NIIの先生のお話よりもよくわかりました。
時間、講演数はちょうどよかったと思います。あと、杏林大の図書館を見学できる時間があればよかったと思います。
興味深い講演が多かった。1コマ45分はちょうどよい。
新しいとりくみについて聞くことができて大変よかった。日常の忙しさだけでなく、これからの方向を考えることができた。
機関リポジトリーは最新のニュースを聞けて良かった。
明海大学さんの『浦安市とのさまざまな協力関係』についてのご講演は、特に興味深く聞かせていただきました。本学も千代田区と八王子市とこのような関係になっていけたら良いなあ、と思いました。
今後の課題として、地域連携、リポジトリ問題等を意識しており、ヒントをいただけました。すぐ実行は難しいかもしれませんが、考えの取りかかりをいただけたものと感謝しています。
市民開放のメリット・デメリットの詳細、具体例を多く知りたかった。市民からどのような要求があるのか、etc.。
講演者の時間配分の不具合で冗長になった。最新の動向(今回でいえば機関リポジトリ)を取り上げて下さったのには大変興味を覚えた。
地域開放事業に関しては、近年、学内からもそのような声が聞かれ、注目されているところであるため、参考になった。意見にもでていたが、光と影の「影」の部分を時間があればもっと具体的にお聞きしたいと思いました。
1.医療の主題専門サービスのお話であったが、総合図にとっても、他の主題図にとっても、本当に必要な発想とサービス実現方針であり、大変勉強になりました。問題点ばかりを数え上げると何もできない。やってみてから考える発想は大切と考えています。2.地方自治体との経費の協力は、参考になった。3.日本での動きと、我々現場の図員ができる具体的な協力の方法も、お聞きしたかった(質問でお聞きできました)。
講演者については、時間内に講演をまとめてもらうには、あらかじめ講演内容をチェックして、事前に時間を削減することを行った方が良いと思う。30分オーバーはひどすぎる(要点を整理して話した方が良いと思う)。
所用のためすべては聞けませんでしたが、大変参考になるものでした。
「からだ情報館」については、理想に近い病院図書館の例として、とても参考になりました。
「からだ情報館」は具体的で大変参考になりました。「機関リポジトリ」については、断片的な知識しかなかったので、(私は)それを整理でき、また最新情報もいただき、大変よくわかりました。
女子医大/明海大学ともに事例に基づく内容で、興味深く拝聴しました。機関リポジトリについては、もう少し時間を取らないと、特に初めて聞く方には難しいい内容だったのではないか、と思います。講師は、発表のリハーサルをきちんとしてくる必要があります。時間内におさまるように!
それぞれの事例が分かりやすく紹介されていて理解しやすかった。
新しい動向を知る事ができた。
2は、配布資料、スライド共、グラフの数値や文字が見にくい。また講演の前半(図書館の説明)は不要。
レベルが高かったのですが、活発なQ&Aを聞くと、目標にもなり、出席して大変有意義でした。有難うございました。
高木さんのご講演が特に面白かったです。
業務管理システム(Looks21/u)等、参考になる点が多かったと思います。機関リポジトリの考え方。
「再構築」というメインテーマに沿った多方面からの貴重なお話をどうもありがとうございました。
大変参考になりました。ありがとうございました。
具体例が盛りこまれ、理解の助けになった。
「リポジトリ」という言葉が今後の学術業界においてどう取りくまれて運営されるか、非常に興味をもちました。また論文毎の評価、今までの雑誌出版との兼ね合い(評価)がどう変化していくのか?
講師方の貴重なお話が聞けて、とても勉強になりました。特に米国での状況がわかりやすく説明していただいて勉強になりました。
大学図書館の新たな試みの中で様々なサービス提供がなされている現状を紹介いただけ、とても貴重なお話を聞くことができました。特に機関リポジトリの講演が興味ありました。
事例2種と海外での1R状況等、勉強になりました。
講演だけでなく、パネルディスカッションなどもよろしいのではないでしょうか。
機関リポジトリについて強い興味を持ちました。
杏林大講堂が立派で、よかったです。ライティングボード、すごく使いやすい。案内板もよくできていて、まよわず会場にこれました。ありがとうございます。
どのテーマも興味深かったです。ありがとうございました。
研究・教育支援の他に各Libが行っている独自の取り組みはLibに様々な提案を行っている小社にとっても大変参考となりました。
内容は良いのに、マイクの使い方が悪くて聴きとり難い演者があったのは残念。
3人の方が講演されていたが、それぞれテーマが全く異なっています。セミナー自体の大きなテーマを定めた上で、それに即した講演が聴きたいと思いました。
大学図書館の広がりを考えるよい話でした。
長谷川氏の講演で、行政との連携に言及されていた点は大変参考になりました。
機関リポジトリ等、最近の動向など、確認できたことは、大変有意義な研修セミナーであったと思います。
  参考になりました。
大変参考になりました。
     
【コメント】
アンケートからは、いずれの講演とも、好評を得られたことがうかがえます。今回講演いただいたどのサービスも、日本ではまだスタンダードなものではありません。それゆえに、参加者は、サービスを始めるに至った経緯や、実施後の成果などについての関心が高かったようです。




(4)セミナーについてのご意見・ご感想

  再構築を行うにも、よりよいものにするには図書館だけでなく、他の部署との関連・理解・相互協力などが必要だと改めてわかった。明海大学の講義は、開放事業についてもっと詳細を聞かせてほしかった。  
質疑応答の中で、国立情報学研究所の方のナショナル・ポータルサイトの情報や、千葉大のリポジトリの案内などが行われましたが、新しい情報や各大学の興味がよくわかりました。
新しいことに取り組んでいくことが求められているのは肌で感じています。なので、刺激になりました。
病院系の図や公共図の連携の実践例など、普段きくことの少ない内容がきけてよかった。
  国立大でも各図特色ある取組をされてますが、地域に根ざした先進的な施設、設備とまちまちですが、参考になりました。
『枠を越えたサービス』について、図書館員だけでなく、大学全体が意欲的に取り組んでいかなければならないと思いました。
経営的な「リストラ」ではなく、サービス視点の「リストラ」について、ということで、明るい気持ちで聞くことができました。
門戸を広げることがリストラクチャーの全てではないのでは?皆がやっているから、我が図書館も、という風潮がありすぎるのでは?リポジトリーは、非常に、知的好奇心をそそられる内容だった。
日々の業務に追われてミクロの問題にのみ終始してしまいがちな仕事に対する視点を今一度見直し、中長期的な視点に変革を促された。
大学図書館のサービスも、どんどん変化していく時代において、なかなか実例に基づき、具体的な内容のものであり、「再構築」というテーマ、参考にさせていただきました。
西地区内セミナーも実務的なテーマも重要ですが、今回のような視点でのセミナーも有意義と思われます。個人的な興味もあり、患者図の話が聞けて良かったです。
大学図書館も様々な環境要因から変革を求められているこの時期に、タイミングのいいテーマであったと思う。
発展的でとても良いテーマだと思います。
当館も自治体から一般開放を求められています。今後のサービス展開を考える上で、参考にしたいと思います。
内容を的確に表すには、「大学図の地域開放」の方がふさわしいと思う。「リストラクチャー」と呼ぶなら今までのサービスの見なおしや、多様なサービスの提言が欲しかった。
サービス対象の変化(拡大)に対応したサービスの変化の必要性を強く感じた。
「リストラクチャー」の事例は、ありがたい。まだまだ、ありそうです。続編を企画していただきたい。
ライブラリアンのみなさんには避けて通れないテーマだと思いました。我々のような情報サービス業にとっても影響があると思います。
大変勉強になりました。ありがとうございました。
枠を越えた新しいとりくみに焦点をあてた良いテーマだと思います。図書館の更なる存在意義を模索していく上で必要なテーマではないでしょうか。
「機関リポジトリ」は、講演をお聞きして何のことか理解できるようになりました。案内を頂いたときは、何かわからなかったため、大変勉強になりました。あとの2つの講演も同じですが、大学図書館の将来はどんな形になって行くのか、考えさせられました。
機関の内外から大学図書館に期待されているトピックスについて理解を得られたのは有意義でした。
図書館の存在価値、サービス充実を扱った取組み等は、今後の参考になりました。
今までの常識をくつがえすようなサービス提供をしている図書館がもっともっと増えていけば、市町村の活性化にもつながると思います。こういったセミナーを開催していただいて、ゆくゆくは全ての大学図書館がサービス向上していけばいいと思います。
大学図書館サービス展開への期待の大きさを強く感じました。
タイムリーで良いテーマだと思います。
高木和子さんのリポジトリ-のお話は大変興味ぶかく参考になりました。ありがとうございます。
図書館業界の業者として常に情報を集めたいと考えております。
1.からだ図(桑原)わかりやすく、大変ためになりました。年休できたかいがあります。2.明海大(長谷川)一番知りたい地域開放の+−がうすい。前半が長すぎです。3.リポジトリ(高木)eラーニング的。はじめての概念です。知的刺激になったです。
もっともっと図書館の意義を理解されたらうれしいです。
最近の大学図ではどのようなことが話題になっているのか知れて良かったです。
産学連携支援関係についての事例も加えていただきたかったです。
時宜を得た良い企画であった。
市民への医療情報サービスは、専門書・専門家(医師・看護師)を備える医科大学の図書館がぜひ力を入れるべき分野だと思う。市民からの広い支持が得られるだろう。また公共図書館との協働・バックアップなど事業の幅を広げてもらいたい。
貴重な資料・情報の利用をうながす為、いかに利用幅を増やすか。様々なサービスが今後行われることを期待します。
元大学図書館員としましては、10年近く前より危惧していた話を、今目にするのは感慨深いものがあります。
大学図書館という立場にあっていろいろ大変な事があると感じました。今後どういった方法で図書館殿に協力していけるか考えていきたい。
大変参考になりました。
     
【コメント】
西地区の研修セミナーは、身近な問題というよりは、図書館全体に関わるような大きな問題を扱ってきました。また図書館員だけでなく、学術情報に関係する企業の方にも参加いただくことで、図書館が抱えている問題を共有してもうらうことを意図しています。集っていただいたみなさんに、直接的な答えの明示はできませんが、今後の方向性についての示唆、参考となるヒントを感じとっていただけたら幸いです。




(5)今後希望するセミナーについて

  図書館が行う特別企画について。初めて行う場合、立案、開催期間など。  
小規模・専門図書館の利点と問題点、解決方法など...。
目録作成の未来(目録検索から新しい検索(コンテンツを画像入力して検索するなど)への移行など)。
大学図書館の運営、マネージメント。
  共同保存。
選書について(選書基準の作成等)。
今後も開催されるようにお願いします。テーマは?今は思い浮かびません、すみません。
著作権(修論の扱いなど)。
委託問題をお願いしたい。
利用者教育(特に新入生向け)・・・ガイダンス内容、配布資料等。
地域開放の実例紹介(いろいろなパターンを知りたい)。
大学内の他機関(特に学部・研究所など)との連携。
アウトソーシング時代の研修。
あまり身近な事例にかかわるテーマは、事例紹介セミナーにゆずり、この研修セミナーは、もう少しじっくりと時間を取った講演を企画していただきたく思います。
参加者が集らず単独では無理でしょうが、図の自由に関わる報告や研修があれば必ず参加したいと思います。
図書館の広報について。
西地区の共同保存庫の可能性。
情報プロフェッショナルのスキル向上についてなんてどうでしょうか?
「ユビキタス時代の新しい図書館」。
「図書館情報資源の統合化の現状と未来」。
オープンアクセス運動。
本日のような、新しくサービスの紹介事例をお聞かせしたいと思います。
コンソーシアム契約において、各大学図書館が抱える問題は?
図書資料分野についての利用者のためのリテラシー教育について。
電子資料の利用率向上についての取り組み事例など。
西地区に特化したテーマであれば、更にソリューションのお手伝いができるかもしれません(業者側として)。
「リポジトリー」はさらに興味あります。
私立図書館について。
アウトソーシング動向。
電子図書館についてサービス例。
市民公開の継続テーマ−利用者としての市民の側からの発言もとり入れた続篇。
「市民への医学情報提供のスキル」セミナー。
  公共図書館としても興味ある内容であれば、是非参加させて頂きたいと思います。
     
【コメント】
昨年までは、「電子ジャーナル」「著作権」「アウトソーシング」「コンソーシアム」などのリクエストが多くありましたが、今年は非常に多くのテーマに分かれました。またリストラクチャーの続編を望む声もありました。
例年になくたくさんのリクエストをいただき、ありがとうございます。これは西地区セミナーに対するみなさまからの期待でしょうか(勝手に都合の良い解釈をしてしまい申し訳ありません(^^;)。




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