- 2014年度サマーセミナー報告 [ 2014-10-14 11:20:28 ]
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テーマ「図書館での学修支援~サービスの最前線!」事例・情報交換会
2014年度サマーセミナー報告
日 時 2014年8月26日(木) 13時30分~17時20分
会 場 東京経済大学 5号館2階 E203 教室
出席館 24館(46名)亜細亜大学・亜細亜大学短期大学部図書館、杏林大学図書館、国立音楽大学附属図書館、工学院大学図書館、国際基督教大学図書館、駒澤女子大学・駒澤女子短期大学図書館、首都大学附属図書館、成蹊大学図書館、創価大学中央図書館、中央大学図書館、津田塾大学図書館、電気通信大学附属図書館、東京外国語大学附属図書館、東京学芸大学附属図書館、東京家政学院大学附属図書館、東京経済大学図書館、東京工科大学メディアセンター、東京女子大学図書館、東京農工大学附属図書館、東京薬科大学図書館・情報センター、法政大学図書館、明星大学図書館、和光大学附属梅根記念図書館、ルーテル学院大学図書館
特別参加館 2館(4名)
武蔵野美術大学図書館、東京大学附属図書館テーマ 「図書館での学修支援~サービスの最前線!」
進 行 高橋隆一郎(東京学芸大学附属図書館)開会に先立ち、会場館である東京経済学図書館の久世泰子図書課長よりご挨拶をいただいた。また、幹事館の国立音楽大学附属図書館の柄田より、本日のセミナーにおける茶菓ならびに記念品を東京経済大学図書館からご提供いただいたことが披露され、謝辞が述べられた。
■事例紹介 13時30分~14時30分1.「新図書館について」
東京経済大学図書館図書課の小川紀子氏より、2014年4月に新館オープンした新図書館についての報告が行われた。新図書館は、1)環境共生型図書館、2)ICタグによる管理、3)様々な学習スペースという3つの大きな特色を持っていることが紹介された。新館オープン後は教員による企画展示が活発に行われ、学生も閲覧席で真面目に学習している様子がよく見られ、資料の利用も多いとの感想が述べられた。2.「亜細亜大学図書館内ラーニングコモンズ~学習スタイルの変化にあわせて~」
亜細亜大学図書館の坪内みゆき氏より、文部科学省の私立大学等改革総合支援事業の私立大学等教育研究活性化設備整備費補助金獲得による学習スペースの整備状況と補助金獲得にいたるプロセスについて具体的な紹介が行われた。そして、大学図書館が目指すべき問題の中でも、社会からの要請である教育の質問題と地域貢献に焦点をあてた上で、亜細亜大学図書館が目指す方向性について報告がなされた。3.「館蔵資料へのアクセシビリティの向上を図る取り組み」
武蔵野美術大学美術館・図書館の太田英輝氏より、同館が所蔵する図書・雑誌、視聴覚資料、絵画・彫刻、陶磁器、工業製品等の多様な資料へのアクセシビリティの向上を図るためのシステム開発を積極的に行ってきた経験から、1)ブックタッチ、2)統合検索システムの二つの機能について紹介が行われた。■各図書館の実情など意見交換会 14時30分~16時00分
事例紹介を受け、出席の各館から学修支援に関する現状の報告ならびに質疑応答が行われた。■図書館見学 16時10分~17時20分
出席者を3つのグループに分けて東京経済大学図書館職員の案内で館内を見学した。
参加者は時間をかけて、建物全体の構造、環境への配慮、広々とした書架スペース、自動化書庫、そして機能的な什器などを興味深く見学することができた。