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2014年度秋セミナー報告 [ 2014-12-03 15:54:21 ]

テーマ  「資料保存の見直しについて~資料の除籍(除却)にどう取り組むか!」

2014年度秋セミナー報告

日 時  2014年11月20日(木) 13時30分~17時10分
会 場  明星大学 28号館2階アカデミーホール、資料図書館
出席館  25館(38名)

亜細亜大学・亜細亜大学短期大学部図書館、杏林大学図書館、国立音楽大学附属図書館、工学院大学図書館、国際基督教大学図書館、首都大学附属図書館、実践女子大学図書館、成蹊大学図書館、創価大学附属図書館、多摩大学メディア&インフォメーション・センター図書館、中央大学図書館、津田塾大学図書館、東京外国語大学附属図書館、東京学芸大学附属図書館、東京家政学院大学附属図書館、東京経済大学図書館、東京純心女子大学図書館、東京女子大学図書館、東京造形大学附属図書館、東京農工大学附属図書館、東京薬科大学図書館・情報センター、法政大学多摩図書館、明星大学図書館、和光大学附属梅根記念図書館、ルーテル学院大学図書館

特別参加館 1館(2名)
武蔵野美術大学図書館

テーマ  「資料保存の見直しについて~資料の除籍(除却)にどう取り組むか!」
進 行   石井美樹(明星大学図書館/セミナー副担当館)

■開会挨拶 13時30分~13時40分
冒頭、会場館である明星大学図書館の石井氏より事務連絡及び配付資料の説明があった。また、幹事館の国立音楽大学附属図書館の柄田氏より開会挨拶と事前アンケート協力への謝辞とアンケート結果の概要報告が行われた。

■各館より現況報告・情報交換 13時40分~16時00分
 石井氏の進行により、参加者リストの順に各館からの現況報告が行われた。事前アンケート集計結果資料に記載がある館の場合はその補足を含めた報告がなされ、資料に記載のない館については、アンケートに関する自館の現況を中心に報告が進められた。
 報告の中盤でセミナー担当館(東京学芸大学附属図書館)の高橋氏より、参考資料「除籍関連論文一覧」の紹介と除籍への取り組みを議論するにあたっての問題点の整理について報告があった。その後、1回目の質疑の時間が設けられ、さらに後半の各館からの報告が終了した後に2回目の質疑の時間が設けられた。
 質疑応答の中で出された質問/意見は概略次の通り。
  ・図書館システムの集計と大学の資産額の一致のさせ方の具体的な方法について
  ・電子書籍を財産登録している場合の除籍方法について
  ・除籍本を古書店に販売した場合の経費(収入)の大学会計への入れ方について
  ・古書店へ除籍本を販売することの是非(可否)について
  ・除籍を考える際に大事なことは「何を保存するのか」を考えることである。

■図書館見学  16時10分~17時10分
出席者を2つのグループに分けて明星大学図書館の石井氏と太田氏の案内で資料図書館(15号館)を見学した。参加者は、ガラスで囲まれた貴重書閲覧室やシェイクスピアのファースト・フォリオ展示を目玉とした「シェイクスピア展」などを興味深く見学することができた。
資料図書館見学終了後、希望者は個別に図書館(28号館)の見学も行った。 

以上


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